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【あらすじ・ネタバレあり】話題の映画searchレビュー。24億人のSNSから消えた家族を探し出す!

こんにちは。ひっぴーです。

ここ最近はアマゾンのプライムビデオでばかり映画を観てましたがやはり映画館は別格ですね。

search(サーチ)という洋画がめちゃくちゃ話題だったので僕も観てきました。

久しぶりに映画館で映画を観ましたが、これが本当にアタリの映画だったんです笑

まだ観てない方もいると思うので前半はあらすじだけ紹介。

後半からネタバレ記事を書きたいと思います。

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search(サーチ)概要

全く新しい映画体験
100%すべてPC画面の映像で展開するサスペンス・スリラー!
物語が全てPCの画面上で展開していく斬新なアイデアと巧みなストーリーテリング。
サンダンス映画祭2018で観客賞を受賞!

監督:アニーシュ・チャガンティ

引用:search公式サイト

search(サーチ)のあらすじ

親子3人仲睦まじく暮らしていたキム一家だが、母親が数年前に病気で他界してしまう。
それ以来、父デビッドは娘マーゴットに対して母親の話を意識して避けるようになっていた。

そんなある日、16歳の娘マーゴットは忽然と姿を消した。

警察に助力を求めるも見つからないまま時間だけが過ぎていく。
デビッドは解決の糸口を見つけるために、娘のSNSを片っ端から調べていく。
そこには、今まで自分が見てきた彼女とは違う姿があった……。

参考:search公式サイト

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search(サーチ)のすごいところ

全てPC画面の中だけの映像で構成

searchが話題になっている一番の理由は、全てがPC画面の中だけで構成されているところなんです。

どういう意味?って思うかもしれません。

観てみないとわからないと思いますが予告編のトレーラーだけでも雰囲気はつかめると思います。

出典:search公式サイト

このトレーラーの映像は全てPCの画面上で展開されているものです。

基本的に登場人物の姿はiPhoneなどで使われるFaceTime(テレビ通話)で出てきます。

流石にずっとPC画面だけで役者が誰も出てこないってわけじゃないですが、なかなか革新的な方法です。

SNS時代ど真ん中の世代にドンピシャ

SNSを日常的に使っている世代からすれば、父親がどのようにしてヒントを探しているかが簡単にわかるでしょうね。

この作品のメインはSNSから娘を探し出すことです。

その中で娘の交友関係をSNSから探し出すのですが、もう出るわ出るわ。

ありとあらゆる実在するSNSが出てきます。

Twitter、Facebookなどの日本でもおなじみのSNSはもちろん、

tumbler(タンブラー)やyoucast(ユーキャスト)などあんまり日本では流行っていない?ものまで様々です。

Facebookの友達リストから交友関係を探したり、

tumblerに娘が投稿した写真の風景からヒントを探したり、

iPhoneのメッセージアプリからヒントを探したりする場面もあります。

だからこそSNS世代にとっては違和感なく観ることができます。

圧倒的な演出力

演技力やストーリーももちろん大事なんですけどね。

映画ってやっぱり演出と伏線だと僕は思っています。

演出は、カメラワークや音楽ですね。

「PC画面なんでカメラワークなんてねぇだろ」って思うかもしれませんが、そこはPC画面だからこその表現がされています。

例えばメッセージアプリのやりとりをアップで映して、ゆっくりとスクロールさせる……。

いやでも緊張が高まるシーンです。

そこに場面を盛り上げるためのSE(効果音)が徐々に音量を上げていって……。

みたいな感じです笑

文字だと表現しにくいですね。

あと伏線も素晴らしいです。

僕は完全に伏線フェチなんでこの映画はドンピシャでしたね。

物語が進むにつれて気にしていなかったシーンが全部伏線となって回収されるなんて、

マジで鳥肌もんでした。

この作品はこの、演出と伏線が完璧でした。

まさにサスペンス映画の金字塔です。

search(サーチ)は新時代のサスペンス映画です!

というわけで映画search(サーチ)の見どころ紹介でした。

公開は10月26日だったので今だとまだ2週間ちょっとですね。

まだまだ上映してくれると思いますのでぜひ観てみてください!

全く新しい映画を体験できるチャンスです。

この後はネタバレのレビューしていきますよ〜。

 

 

 

 

 

 

 

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search(サーチ)ネタバレレビュー

見どころ紹介では褒めすぎましたので、ネタバレでは少しだけ毒を吐きます。

全編PC画面じゃないじゃん?

まず気になったのはこれですね。

謳い文句としてPC画面をあんなに推してたのに、初めて湖に向かうシーンではスマートフォンの画面になってんじゃ〜んって思いました。

(ただ、スマートフォンのサイズに画面を合わしたことや、湖への道中をマップのナビアプリで表現したのは面白かったです。)

あと隠しカメラの映像も若干グレーですよね。

隠しカメラをセットして自動で自宅のPCに映像を出力しているように表現してましたが……。

ちょっと苦しいように感じます笑

SNS世代には受けるが、ガラケー世代以上の方々には伝わらん

Facebookがそもそも何かが分からない世代からしてみたら、

なんで交友関係がわかるの?

なんで電話できんの?

え。なになに?今のどういうこと?

ってなるでしょうねー。

まぁそんな世代はもう少数派かもしれませんが、それでもスムーズに観るためには前情報としてSNSの知識は持っておかないといけないでしょうね。

僕からしたって、葬儀の映像がライブ配信されるシーンは一瞬わからなかったし。

前提の知識ありきな点では視聴者を選ぶ作品ってことになりますね。

二転三転するストーリーテリング

対して、真犯人が見つかるまでの怒涛の展開が最高でした。

マーゴットは逃亡した?→逃亡じゃなくて誘拐事件だ!→誘拐犯が見つかった!→実は真犯人が!

怒涛の展開で観る者を飽きさせないですね。

それはきっと1つ1つのシーン展開が早いのもあると思います。

本来PC画面だけで完結させるなんて、動きがないからダラけそうなもんですが笑

監督の力量の凄さを感じます。

最後がハッピーエンドで良かった

サスペンスものって登場人物が死ぬのは当然って雰囲気があるじゃないですか。

なのでマーゴットは絶対に死んでると思い込んでました。

だからこそラストの「2日前は嵐だった」ってシーンはマジで震えました笑

「ハッ!」って言いながら映画館で口抑えましたもん笑

なんとか生きていてくれて本当に良かったです。

唯一死んだのは、誘拐犯に仕立て上げられたあのオッチャンだけでしたね……。ナム……。

search(サーチ)はもう一回観たいかな

伏線ものは1回目と2回目で見方が変わるのが面白いところです。

1回目は展開に追いつくのが必死で作品に転がされますが、2回目はそうはいかねぇぞ!

ニヤニヤしながら、あのシーンこのシーンをもう一度観るのも面白そうです。

おしまい。

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