こんにちは。hyusukeです。
先日、用事があって京都の実家に帰っていました。
久しぶりに父母と弟、僕と全員が揃い、楽しい時間を過ごせてよかったです。
家族は皆おとなしい性格なので、近況報告も他愛のない話ばっかりです。
僕と弟に結婚相手ができたかどうかも聞かないし、性的な話も一切しない。
昔からテレビでベッドシーンが出るとチャンネル変えるような家庭でしたからね……。
ただ、なぜでしょうか。
楽しく食事を終えて、みんなまったりしていたのに。
気づいたら母と私の二人だけでプライムビデオ で、
「マンマミーア」を鑑賞してるじゃない。
普段ならありえないんですよ。
ドラマぐらいならまだしも、一緒に映画を観るなんて。
ありえない。
お互いに淡白なのがうちのデフォルトです。
もちろん根っこでは心配し合っていますが、表面上はもう超淡白。
なのになんでだろうな〜。
映画を一緒に観たことは「意外と悪くないな」と思ったんです。
これはマンマミーアの感想記事じゃなくて、家族との触れ合いを考察した記事です。
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家族とは決まったやり取りしかしなくなっていた
僕は5年ほど前から実家を離れ一人暮らしをしています。
なのでたまーに実家に帰ると近況報告がメインになる。
でも話す内容はほとんど決まってます。
他愛もない話ばかりです。
なお、こういうやり取りがストレスなく出来るって時点で僕は恵まれてると思っています。
でもね!
とは言ってもですよ?
惰性で会話してるだけなんです。
毎回同じ話ばかりです。
悪いわけじゃないですけど、妙な頭打ち感がそこにありました。
安心できても、面白いくはないんですよね。
映画が会話のエッセンスになった
そんな時にマンマミーアですよ。
なぜマンマミーアを観ることになったのか……。
僕がAmazonプライムビデオで何か映画を観ようとしたら、
とか言ってきたからです。
そこに脈絡はありません。
ただめちゃくちゃ意外でしたね。
え?観るの?2人で?え?
そんなん一回もなかったやん?
そうですね。
二人で一緒に映画を観るのは多分初めてで、何となく気恥ずかしかったです。
でもね。
今まで決まった会話しかしていなかったのに、
映画を見たことで、新しい会話のエッセンスを手にしたんだなと感じました。
二人で映画を見ながら、
「オトン3人って多すぎやろ!」
「こいつら常に踊ってんな。」
「ミュージカルの間はトイレ休憩か?」
とかとか突っ込んでばっかでしたが。
……しょうもないやり取りです。
でも、そこには今まで感じたことのない空気が確かにありました。
意外ではあり、気恥ずかしくもありましたが僕も立派な男(おのこ)。
「これも一つのウチの形なんやな」と思うことにしました。
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その時父は……
母と仲良く映画を見ている間、父は……。
ヤクルトの試合に夢中でした。
でも多分ね。
ヤクルトの試合がなかったら暇なんで、一緒に観てたと思います。
多分観たかったんだと思います。
マンネリした今日の家族に一本の映画を
なんてことはない。
どこぞの家の話ですみません。
でも同じような境遇の家は多いと思います。
子供が成人してしまって、家庭には夫婦しかいない。
毎日毎日決まった予定をこなし、特に会話があるわけでもない。
そんな時、たった一本の映画で雰囲気は変わるかもしれませんよ。
ドラマもいいでしょうが、ワンクール12話って長すぎる。
映画ならたった2時間です。
試してみてはどうでしょうか。
おしまい。