雑記

日本が丸い国だったら遠くの災害も他人事じゃなくなるのか

9月6日 未明 北海道で震度6の地震が発生。

僕は大阪に住んでいますが、朝起きてテレビを点けると北海道の凄惨な被害が映っていました。

寝ぼけてたのか最初は、「北海道も台風すごかったんやなぁ」としか思っていませんでした。

徐々に目が冴えてきて、北海道は関西の台風とは別の自然災害が発生したんだとやっと気づきました。

土砂崩れ、液状化現象、地盤沈下と次々映し出されて、先日あった関西の大型台風のことを一瞬忘れるほど。

少なからず僕も焦りました。

「次はこっちかも」と。

 

なのに今日1日、何事もなく終わりました。

駅で行き交う人もみんな自分の生活を過ごしています。

これだけの被害なのになんでみんな平気な顔できんの?と思いましたが、

「あぁそっか。遠い場所の話だと思ってるんだな。」

もしも日本が丸い国だったら人ごとだと思わずにいられるのか」と不意によぎりました。

これから書くのは全くの思いつきで、妄想です。

価値を産むかは知りませんが、誰かの心にちょっとだけでも響けばいいと思って書きます。

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日本が細長い国だから何も感じないんじゃないの?

日本が細長い島国だってのは周知の事実。

また、日本に住んでいれば北海道と沖縄が遠いってことは感覚でわかると思います。

その細長さ故に、物理的に離れるほどに心理的な距離も離れてしまってるんじゃないでしょうか。

今回の北海道地震なんて正にそう。

日本の端で起こったことは、距離が遠くなるほど関心が低くなっていました。

それが悪いことだとは思いません。

降りかかる火の粉は払いのけようとしますが、対岸の火事であれば眺めるのは当然です。

自分に影響が及ばないことにまで意識を向けるほど、僕らは器用じゃないです。

なので他人事のように感じるのは自然なことです。

 

また、北海道からどれだけ離れているか?は自然と直線距離で考えると思います。

仮に北海道から栃木と大阪に行くとした時、栃木の方が近いじゃん!って思う人は多いです。

大阪の方が空路が使える分断然早いのに、です。

細長い国であるために、遠ざかるほど、心理的な距離もぼやけてしまうではないでしょうか。

日本が丸い国だったらどうなんだろう

例えば日本が時計と同じ円だったとします。

北海道から沖縄までの直線距離はだいたい2,500kmなので大雑把に直径2,500kmの円で、北海道を時計の12時の位置とした時どう感じるでしょうか。

仮に自分が6時の位置にいた場合、もっとも直線距離が遠い位置なので、12時の北海道で地震があっても対岸の火事状態でしょうね。

でも、5時の位置に自分が住んでいたらきっと他人事とは思えないんじゃないでしょうか。

わざわざ、9時の方向を回って考える人はいないと思います。

実際ほんとに2,500kmの円だったとしたら、5時の位置からでも12時は全く見えないでしょうけど。

それでも「他人事じゃない」と感じるかも。

6時以外の10箇所は、関心を持ってくれていることになります。

国民の9割が災害に強く関心を持っていれば、強い団結力に繋がるんじゃないでしょうか。

安直すぎ?

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小学校の時も縦と円のコミュニティはあった

小学校で校長先生の長い話を聞く時ってだいたいクラスごとに一列、ないし二列で並びますよね。

前の方の児童は、先生に注意されないように気を張っています。

でも後ろの方は、先生の目も届きにくいので気を抜いてる子も多いです。

心理的な距離がぼやけてるから前後で気の持ち方が変わってくるんだと思います。

また、グループで円になった場合。

円の反対側、12時の位置に先生が行くとホッとするけど、1時の児童が注意されたらちょっとビクッとする。

こんな感じで誰にでも意識は根付いてると思います。

日本は丸くないんだからせめて心理的な距離は縮めたい

ここまでバカな話に付き合ってくれてありがとうございます。

といか、日本が北海道から沖縄までを指す間は丸くなることはないんです。

当然ですけど。

なので、物理的な直線距離は逆立ちしても変わりません。

だったらせめて心理的な距離は少しでも縮めて、日頃から関心を持つようにしていけば関心を持つ人も増えるんじゃないでしょうか。

・テレビ、ラジオの情報系メディアの活用。

・SNSでの情報共有。

・義援金

・ボランティア

いろんな方法があります。

何かしらの手段で災害を身近に感じることができます。

そうすることで被災地へのフォローと同時に、「明日は我が身」と思って備えることができるようになるはずです。

今年は自然災害が多発していますが、最後の最後は助け合いだと思っています。

頑張って乗り越えていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。