こんにちは。ひっぴーです。
突然ですけど、いい人間関係の構築って大変じゃないですか?
僕も営業やってるから身にしみてわかってるんですけど、人間関係を構築できてないせいで仕事で困ることがめちゃくちゃ多いです。
というのも営業なんて、基本的にこちらからお願いすることが多いですからね。
お客さんに対しては、商品を買ってくれるようお願いして、
車内に対しては納期の短縮やコストダウンなんかをお願いして。
こういうの日常業務ですが、ここに人間関係の良し悪しが加わると仕事の進み具合がめちゃくちゃ変わってきます。
というわけで今回は、そんな人間関係を圧倒的に良くしてくれる方法に関してお伝えしたいと思います。
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目次
人間関係は「褒める」ことで良くなる
タイトルにも書いてある通りこの記事で紹介する方法は、
「相手を褒める」ということです。
僕も営業を初めて4年ぐらいは、これ全くできていなかったんですが、
5年目からは相手を褒めることを意識しました。
おかげで仕事をうまく回せるようになったんです。
無理だとわかっていた1億円ぐらいの大口案件も、相手を褒めることを意識したおかげでなんとか受注することができました。
では、なんで人を褒めることで仕事を円滑に回すことができたのか。
ポイントは3つあります。
- 人を動かす立場だから
- 褒めることで気持ちよく仕事をしてもらう
ポイント①|人を動かす立場だから
相手を褒める上で前提となるのは、自分が人を動かす立場にいるかどうかです。
これは「あなたは管理職で部下がいる」ってわけじゃなくて、
「人にあなたの要求を受けてもらいたい」
↓
相手にあなたの思う通りに動いてもらいたい
↓
人を動かす立場
っていう考え方です。
相手の動かす立場であるなら、褒めるテクニックはとても有効です。
ポイント②|褒めることで気持ちよく仕事をしてもらう
僕の場合でしたが、大口案件の受注が無理だと思っていた理由の1つに厳しい短納期の要求がありました。
受注した瞬間から生産ラインの調整に入らないといけない。
半年間はそのラインの納期調整に張り付いておかなきゃいけない。
そんな案件でした。
でも納期調整って営業マンがするものではなくて、工場の工程管理(生産管理)っていう部署が担当するんです。
部品の調達から、自社製品の組みあがりまでの工程を一括で見る部署です。
「この部署の人になんとか動いてもらわないといけない!!」
そう思ったので、とにかく事あるごとに褒め倒しました笑
具体的な方法を後でお伝えしますが、別にごますりするわけじゃないですよ笑
人を褒める具体的な方法
じゃあ人を褒めるにはどうしたらいいの?って事ですが、
僕が気をつけた点は2つです。
- その人しか適任がいないとわかってもらう
- 自分が言われて嬉しいと思うことを相手にする
その人しか適任がいないとわかってもらう
「お願いします!!なんとか!やってください!!」
っていうゴリ押しだけの要求じゃ動いてくれる人はいないです。
重要なのは、「あなたにしか出来ないことなんだ!」とわかってもらうことです。
具体的なワードとして、
- 「〇〇さんにしかお願いできないことなんですが…」
- 「この案件を受注した時、〇〇さんの顔がすぐ浮かびましたよ笑」
- 「〇〇さんに頼めば大丈夫だって営業部でも話題になってました」
なんて言い方でOKです。
特に3つ目の「違う場所でその人が褒められてましたよ」っていうのはかなり効きます笑
自分の知らないところで褒められているっていうのは誰だって嬉しいものです。
でも嘘はついちゃだめですよ笑
誰もそんなこと言ってないのに「営業部の飲み会じゃいつも〇〇さんの話題が必ずでて〜」みたいなこと言うと逆にドツボです笑
若干大きく言うぐらいなら問題ないです。
ガンガン使っていきましょう。
自分が言われて嬉しいと思うことを相手にする
さっき具体的なワードとしていくつか紹介しましたね。
- 「〇〇さんにしかお願いできないことなんですが…」
- 「この案件を受注した時、〇〇さんの顔がすぐ浮かびましたよ笑」
- 「〇〇さんに頼めば大丈夫だって営業部でも話題になってました」
これらはみんな「自分が言われて嬉しいかどうか?」を判断基準の1つにしています。
当然ですけど自分が言われても嬉しくないのに、相手が喜ぶわけないです笑
会話の中で瞬時に見極めるのは難しいですが、ある程度フレーズとしてストックしておくだけでも違いますよ。
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相手を褒めるメリット
相手を褒めるメリットとして、お互い気持ちよく仕事ができるというのあります。
言われた方としては「やらされた」「押し付けられた」という感覚を持つことが一番よくないです。
そうなると渋々やってくれるだけなのでお互いにモチベーションが上がらない。なんてこともあります。
褒めるやり方であれば「やらされた」のではなく「自分が選択した」と思ってもらえるので非常に有効です。
なので、お互い気持ちよく仕事ができるのが褒めることのメリットです。
なぜやる人が少ないのか
かなりオススメの方法なのですが、褒めると言う行為をする人は案外いません。
なぜか。
そこにはお願いする側の「プライド」が邪魔しているからです。
先ほどの例文をもう一度見てみましょう。
- 「〇〇さんにしかお願いできないことなんですが…」
- 「この案件を受注した時、〇〇さんの顔がすぐ浮かびましたよ笑」
- 「〇〇さんに頼めば大丈夫だって営業部でも話題になってました」
人によってはこれぐらい簡単に言えるよ?と思う人もいますが、
反対に「こんなこと簡単には言えないよ…」と思う人もいるはずです。
というか僕がそうだったんで笑
言えない理由は簡単で、自分のプライドが邪魔してるんです。
相手を褒めるのって、恥ずかしいですからね。
これは本当、慣れで克服するしかないですね…。
人によってプライドの大きさはまちまちですから。
ちょっと話は脱線しますが参考までに僕がいつも思ってたのは、
「自分のクソみたいなプライドなんて、どうせ誰も見てない。明日には忘れてる。」って思い込むようにしていました笑
でもこれって本当で、人のプライドなんて死ぬほどどうでもよくないですか??笑
そんなこと考えるぐらいなら仕事しろよって笑
ちょっと厳しい言い方ですが、気楽にいることでプライドは捨てられますよ。
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オススメの本
というわけで人間関係をよくする最大の方法は、「褒める」ことである。
というテーマでお伝えしました。
実は、これは「人を動かす方法」という大きなテーマの中の1つを抜粋した形になります。
このテーマの大ベストセラーとして挙げられているのが、デール・カーネギーの『人を動かす』という本です。
今回の、「人を褒める」という方法もより詳しく載っています。
僕も以前、この本の副読本に関してレビューしたことがありますので、よければそちらもご覧ください。
おしまい。