本紹介

完結作品のみ!大人にこそ読んでほしいおすすめ少年漫画10選!

突然ですが、漫画が好きです。

ほんとに。

昔っから読んでました。

多分一番はじめに読んだのは保育園の頃で、手塚治虫の「どろろ」じゃないかなーと思います。

父親が手塚治虫の大ファンで、家に手塚治虫の漫画はほとんどあったせいなんですけどね。(家にあったのは文庫版)

その影響からか、今でもちょっと時間があれば漫画読んでますねー。

最近は無料のWEB漫画も増えてるんでそっちばっかですけど。

そうなると、「今まで読んできた漫画のトップ10作りてーな!」って思って、

作っちゃいました。

本当にオススメできる名作漫画10選を紹介します!

なお、今回は①完結作品 ②少年漫画の縛りで厳選しました!

10位 王道RPGファンタジー - ダイの大冒険

主人公のダイが、魔王ハドラーを倒すために世界中を冒険する物語。

魔法使いのポップ、武道家のマァム、ゴールデンスライムのゴメちゃんなど様々な仲間とともに困難を乗り越えて行く。

単行本(全37巻)文庫本(全22巻)

主人公はダイなんで作中もダイの描写がメインですが、

やっぱり個人的にはポップの成長っぷりが一番好きです!

はじめは弱虫キャラだったポップが話が進むにつれてどんどんかっこよくなってくのは、ホント映画版のび太みたい。

最終巻のポップは兄貴と呼びたくなるレベルです。

9位 大正浪漫と可愛すぎるお嫁さん - 大正処女御伽話

裕福な家に生まれたが事故で右手が使えなくなり、父親から厄介払いされ田舎に飛ばされた少年:珠彦(タマヒコ)。

悲観主義になりロクに食事も取らず塞ぎ込む毎日。

その珠彦の面倒を見るために買われた少女:夕月(ユヅキ)がやってきて……。

単行本(全5巻)

大正浪漫を題材にした作品っていいですよね。

日本が西洋の文化をちょっとずつ取り込んでいってる感じ。ワクワクしません?

和服と洋服の混在とか。はいからさんとか……。

少女漫画っぽいんですけど、ジャンプスクエアで連載していたんでちゃんとした少年漫画枠です。

内容は珠彦と夕月がひたすら初々しいままお互いを好きになっていく話。

絵がめちゃくちゃ可愛いです。

全5巻なんでまとめ買いオススメです!

なお、タイトルのルビは「タイシャウヲトメおとぎばなし」。

いやね。そりゃ僕も最初は読み間違えましたよ。えぇ。

8位 生まれ変わり、宗教の在り方を問う作品 - 懲役339年

魂の生まれ変わりは当然であると考えられている世界でのお話。“教典”に記された神の教えを真理とする国。

主人公:ハローは罪を犯したことにより懲役339年という厳刑を受けるも20年ほどで死亡。

残り刑期319年を残す中、ハローの生まれ変わりとされる赤ん坊が見つかり、刑期を引き継ぐことになる。

連載はweb漫画アプリの「マンガワン(旧:裏少年サンデー)」で、全4巻です。

連載当時から徐々にネット上で人気が出てきて、最終的には「次にくるマンガ大賞」で9位を獲得しました。

仏教、キリスト教、ヒンドゥー教など様々な宗教でも見られる「輪廻転生」を、独自の世界観で表現した傑作。

「宗教は本当に正しいのか。」「真理とはなにか。」を考えさせてくれます。

7位 ひたすらアツい友情の物語 - 金色のガッシュ

次の魔物の王を決めるため、100人の魔物の子が人間界でパートナーとなる人間を選び、共にバトルロイヤルを勝ち進んで行く。

ガッシュもそんな魔物の子の一人だが、落ちこぼれで、電撃の術を使うと気を失ってしまう。

そんなガッシュだが、人間界で天才中学生である清麿と出会い、戦いの中で成長していくうちにコルルという魔物の少女と出会い、「やさしい王様」になることを決意する。

単行本(全33巻)完全版(全16巻)

言わずと知れたバトル漫画ですね。

対象年齢は少し低めかなー。

でも基本的なバトルの描写がめちゃくちゃ迫力がある上、キャラクターひとりひとりのエピソードが死ぬほど泣けます。

ちなみに僕はコルルとバリーとキャンチョメのエピソードで涙腺崩壊しました。

 

6位 手塚治虫の集大成 - 火の鳥

火の鳥を中心として、人間の今と昔を描いた物語
 

ちょっと説明文の書きようがなかったです。あまりに壮大すぎます。

手塚治虫の集大成と呼ばれる作品で、〇〇編でひとつの年代が描かれます。

全11巻。

はじめの過去が「黎明編」。旧石器時代の人間を描き、続く作品が「未来編」となり人間が極限まで進化した世界を描きます。

これが過去、未来、過去、未来と徐々に現代に近づくように作品が発表されてくんですけど、実は最初の「未来編」は「黎明編」よりも前の話であったとされる描写があります。

つまり無限にループする1つの話になる。

もうわけがわからん。

5位 ラストで涙が止まらない。 - 四月は君の嘘

有馬公正は、かつて楽譜に忠実に演奏するピアノの神童と呼ばれていた。

しかし、ある事件をきっかけに彼は音楽の世界から離れていってしまう。

中学生になったある日、友人の紹介でヴァイオリニストの宮園かをりと出会うことで、有馬公正は再び音楽の世界に舞い戻ることとなる。

全11巻。マンガ大賞にノミネートされ、アニメ化、実写映画化もされた名作です。

音が出ないはずの漫画から音楽が聞こえてくるような描写で、間違いなくのめり込みますよ。

この作品は最後の最後のために今までがあったんだろうなと思わせるぐらい、ラストの衝撃がえげつないです。

4位 民族の違いを超えた友情 - helck(ヘルク)

勇者が魔王を討伐したことにより、人間界は魔物の脅威から逃がれることができた。

人々は喜び、これからの生活に想いを馳せる。

そんな中、魔界では次の魔王を決めるためのトーナメントが行われていた。

大会の責任者であるヴァミリオはそこで、人間の勇者であるヘルクと出会い物語が動き出す……。

懲役339年と同じく、こちらもマンガワンで連載されていました。
全12巻。

はじめは正直なところ絵で敬遠してました。
評判がいいからっていうんで途中から読んではみたものの全然世界観が入ってこない……。

もう読むのやめよっかなと思った頃ぐらいですかね。

突 然 面 白 く な る 。

なんだこれ!

まじで1巻だけじゃ面白さがわかりません。

2巻までとりあえず読んでください。

突然面白くなりますから。

3位 たった5巻で恐ろしいまでの伏線の多さ - 彼方のアストラ

人類が手軽に宇宙に行けるようになった時代のお話。西暦2063年。

ケアード高校の生徒である主人公、カナタは高校の行事で惑星キャンプに参加していた。

他の生徒と共に惑星マクパに向かう予定だったが、途中謎の黒い球体に飲み込まれ宇宙空間に放り出されてしまう。

なんとか宇宙船に帰還するも、そこはキャンプ地から5千光年離れたところだった。

カナタは他の生徒たちと協力し、故郷に帰るべく宇宙空間のサバイバルに挑むこととなる。

WEBアプリ 「少年ジャンプ+(プラス)」で連載されていました。

全5巻でありながら緻密に緻密に張り巡らされた伏線の多さは凄まじいです。

ただその伏線も軽いギャグだったり一コマの小さな違和感だったりするので、

最後まで伏線に気づかせないあたり、作者はんぱねぇぇぇ!

鳥肌が立つこと間違いなしです。

2位 圧巻の演出力。まさに漫画ならでは。 - 月光条例

不良の岩崎月光の元にある日、「おとぎばなしの世界」から鉢かづき姫がやってきた。

何十年かに一度、真っ青な月の光がおとぎばなしの世界に降り注ぎ、登場人物がおかしくなるのだという。

おかしくなった登場人物は月光条例の執行者となった岩崎月光だけに正すことができる。

岩崎月光はおとぎばなしの世界に戦いを挑むことに……。

少年サンデーで2008年から2014年まで連載していました。

全29巻と少し長めで、途中までは1話〜数話完結の物語ばかりなので、ちょっと間延びするかもしれません。

それでも岩崎月光の出生にスポットが当たり出す頃から一気に引き込まれます。

キャラクターも魅力が半端じゃ無い。

赤ずきん、桃太郎、一寸法師、アラビアンナイトまで、ありとあらゆる世界のおとぎばなしが巧みに連鎖し合いこの物語を動かします。

ラストは怒涛の連続。

読んで絶対に損はしません。

ちなみに、作者の藤田和日郎は他にも、「うしおととら」、「からくりサーカス」とヒット作を連発しています。

月光条例はその2つとどうしても比べられてしまうので評価がイマイチあがらなかったんですけど、

あれのおかげで月光条例は一気に注目を浴びることになったようですねー。

僕が読んできた漫画の中でも最大のインパクトを残した見開きは今でも忘れません。

24巻ですね。そう。あれです。

気になる人はぜひ。

1位 文句なしの名作ダークファンタジー - 鋼の錬金術師

兄のエドワード・エルリック(エド)と弟のアルフォンス・エルリック(アル)は錬金術の才能があったが、亡くなった母を蘇らせるため錬金術の禁忌である、人体錬成を行う。

だが錬成は失敗。
母は取り戻せず、代償としてエドは左足を、アルは肉体の全てを失う。

エドはその場で、自身の右腕を対価としアルの魂を錬成し直し、そばにあった鎧に魂を定着させた。

あまりに大きな代償だったが、兄弟は再び立ち上がり、「自身たちの体を取り戻す」ために故郷を出ることとなった……。

単行本27巻。完全版18巻。

全世界で累計7000万部売れてます。(Wiki調べ)

ぱねぇ。

もうね。出てくるキャラクターがみんなカッコいい。

おっさんも姉ちゃんも敵もパンダもみんなカッコいい。

言い回しが洋画のよう。

あと、無駄なところが1つもない。

初めから最後まで一貫して「自分たちの体を取り戻す」ってことだけが兄弟の目標なんです。

9年も連載していて軸がぶれてないってすごくないですか?

無駄な話もなくてめちゃくちゃ綺麗にまとまった作品です。

最後は無難なトップでまとまりましたが、やっぱ僕が読んできた少年漫画じゃハガレンがトップですね

少年漫画、なめちゃいかんよ!

大人になるとどうしても漫画から離れたり、離れないにしても青年漫画の方をよく読むようになったり。

ちょっと寂しい。

でも少年漫画にも、笑えて、泣けて、元気になれる作品はたくさんあるんです。

だから、少しでも気になる作品がここにあったら嬉しいです!